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トラウマ小説「エーリッヒ・ツァンの音楽」
トラウマ映画というのがありますが、自分の場合はトラウマ小説というのがあります。

というよりも、そのあとの読書嗜好を大きく変えた作品といってよい小説です。

それが「エーリッヒ・ツァンの音楽」です。

小学校高学年のころだったでしょうか。
ある日図書館で借りた本に入っていた一編がこの作品でした。

それまでの自分はたとえば少年探偵団等の怖い作品でも必ず最後はオチがある、つまり悪は捕まるか、最低でも正体は分かる(たとえ逃げてしまうとしても)ものしか読んだことがありませんでした。

しかし、この作品において初めて正体のわからない何だか怖いモノという内容に出会ったのです。

少々ネタバレになりますが、「エーリッヒ・ツァンの音楽」においては、最後まで恐怖の正体は不明なのです。

これはショックでした。
それまで、必ず最後には悪は正体を表わすものだと思っていただけにです。
なんだか分からない恐怖がそのままになるだなんて…。

なにしろ、その後しばらくは絶対に解決編がどこかにあるはずだと思い、図書館で「エーリッヒ・ツァンの音楽」の完結編を探したぐらいです。
まだ、そういう作品への体験が無かったために、宙ぶらりんで終わる作品への耐性が無かったのですね。

とはいえ、嫌な感覚だったわけではなく、そういう面白さもあるんだと思い、以後、怪奇小説への傾倒が始まっていくわけです。

後から考えれば、それはあの怪奇小説の大家であるH・P・ラヴクラフトの作品でした。

自分の現在の読書嗜好はラヴクラフトによって作り出されたものなのですねぇ。

ラヴクラフト全集2
※創元推理文庫「ラヴクラフト全集2」
 「エーリッヒ・ツァンの音楽」だけでなく、あの「クトゥルフの呼び声」等も入っているお得な一冊。




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テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

| 15:22:31 | トラックバック(0) | コメント(0)
三津田信三作品を読む
三津田信三氏の「七人の鬼ごっこ」を読み終わりました。

いつもながらの三津田作品で安心しながらも、そろそろパターン化かなと思わせる作品でした。

三津田作品は、刀城言耶シリーズが評判が良いようですが、自分はホラー作家三部作が一番気に入っています。特に、最初の「ホラー作家の棲む家」は自分の中ではホラーミステリのベスト1といってよいほどです。
(刀城言耶シリーズは探偵役のキャラ付けが読んでいて恥ずかしいので今一つです。いつもジーパンをはいているとか、なんだか、涙ぐましいまでのキャラ付けで、読んでいる方が気恥ずかしさを覚えます)

なので、これからも、「ホラー作家」系の作品でがんばっていただきたいのですが、唯一なんとかしていただきたいのは、毎回、子どもが出てくることでしょうか。
氏の好みなのか、作品にやたらと10歳ぐらいの男の子が登場してきます。

このパターンから抜け出たときに、新しい三津田ワールドが広がる気がしています。




テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

| 09:15:59 | トラックバック(0) | コメント(0)
北大路公子さんのエッセイを読んでみる
自分は芸能人とかスポーツ選手といった有名人で会ってみたい人というのはほとんどいないのですが、そんな中で会ってみたい数少ない一人が北大路公子さんです。

ある日、本屋でふと「頭の中が漏れ出る日々」という題名が目に付いて購入したのが、北大路さんエッセイとの出会いでした。ノンキそのものの表紙に、「40代独身、趣味昼酒」のオビ。これはユーモアエッセイ好きとしては買わずにはいられないですよね。

で、家に帰って読んで見るとことれがおもしろい。
何がいいといって、とんでもなく自然体で、ただただどうでもいい話をつづっているのが最高です。

ご本人のエピソードも最高で、酔っぱらったからといってやたらとお腹を見せる女性はそうそういないでしょう。

それにしても、読んでいて驚いたのは北大路さんのお酒の強さ。いくら好きだといっても、昼酒~夜酒、時には深夜まで飲み続けるのは相当な豪傑ですね。
昼間から回転寿司にいって一人で飲むのもさすがです。

あんまり、おもしろかったので、自分のブログを作るにあたってお名前をもじらせていただきました。

ぜひ、一度、ご本人にお会いしたいものですねぇ~。

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| 13:40:55 | トラックバック(0) | コメント(0)

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